プログラムを学ぶ前に(その3)~Hello,world!~
それでは「Hello,world!」と挨拶をしてみましょう。
ここからは、「Atom」と「コマンドプロンプト」を使って作業していきます。
コマンドプロンプトはCUIと呼ばれるソフトウェアで、コマンドでPCに指令を出して作業をするソフトウェアです。
プログラムを書くにあたってですが、開くのはコマンドプロンプトだけで構いません。また、これはあくまで一例で、他の方法も存在します。保存場所を変化させることや、他の色々な動作が可能ですが、他の色々な機能については各自で調べて行ってください。
とりあえず、以下の手順を追ってやってみましょう。
- [cd]コマンドを使用して、デスクトップに移動する。
C:\Users\xxxxx>cd desktop
C:\Users\xxxxx\Desktop>
- [mkdir]コマンドを使用して、tester-Cフォルダを作成する。
C:\Users\xxxxx\Desktop>mkdir tester-C
- [cd]コマンドを使用してtester-Cフォルダに移動した後、[type]コマンドを使用して、Hello.cファイルを作成する。(nulは何もないという意味。)
C:\Users\xxxxx\Desktop>type nul > Hello.c
- 作成した.cファイルをAtomで開く。
C:\Users\xxxxx\Desktop>Atom Hello.c
#include<stdio.h>
int main(void){
printf("Hello,world!");
return 0;
}
- [Ctrl+S]または[ファイル]→[保存]で変更を保存した後、gccコンパイラを使ってHello.cをコンパイル(パソコンが分かる言葉に直す)、アプリケーションファイルを作成します。(-o アプリの名前 .cファイルの名前 という形)
C:\Users\xxxxx\Desktop>gcc -o Hello Hello.c
ここで失敗した場合、何かエラー文が表示されます。
初めての場合は、「;(セミコロン)」を忘れているとか、全角スペースを入力しているとかだと思います。そうでない場合、エラーメッセージをgoogle検索にかければヒットするので、各自修正してください。
ここで何もなかった場合、次の作業に移ります。
- Helloと入力し、先程作成したアプリファイルを起動する。
C:\Users\xxxxx\Desktop>Hello
成功した場合、以下のような文字列が出ます。
Hello,world!
これでプログラムは完成、実行されました。
お疲れさまでした。